食い尽くし系が食い尽くしを起こすのは食事の時だけではありません。
もらいものなど大切に食べるつもりのものにまで、お構いなしで食い尽くしてます。
身近に食い尽くし系がいると日常的に食べ尽くされるだけでなく、旅行先で「これは!」と思って買ったお土産にまで魔の手が及ぶ・・・なんてことまであるのです。
信じられませんよね。
今回は父親にお土産を食い尽くされてしまった女子高生のお話です。
父親が食い尽くし系!修学旅行のお土産がなくなった!
一生に一度の高校の修学旅行。
お土産は自分で食べるだけではなく、友達グループや部活の先輩・後輩に配ったり、思い出としてゆっくり修学旅行の余韻を楽しんだりという目的で買いますよね。
ましてや高校生ともあれば、使える金額は限られていて、誰に配ろうかな、いつ食べようかな、と色々考えながら選んで購入したものと思われます。
そんな思いのたくさん詰まったお土産を食い尽くし系に食い尽くされたら許せません!
発言小町で修学旅行のお土産を父親に食い尽くされたエピソードにゾッとしたので、そちらをご紹介します。
父親に修学旅行のお土産を食い尽くされた
高校生です。修学旅行のお土産2箱を父に食い尽くされました。1番高値のお菓子と1番多く入っていたお菓子が食べられました。修学旅行で帰ってきた次の日には無くなっていました。
昔から私の分のご飯を食べたり、ストックのご飯を食い尽くしていることなどがあったので食い尽くし系だということは知っていたのですがかなりショックです。食い尽くされた度にちゃんと怒って注意していました。
私が気がついた時には既に単身赴任で遠くにいたので電話で怒ったりしても「自分は謝ってるのにお前が許さない。この電話は時間の無駄。」という態度で電話を切られました。
姉は私の味方ですが、母は父を怒らせたくないのか不仲になりたくないのか分かりませんが少し中立です。
どうして食い尽くし系の人はこんなに自己中なのでしょうか。あんなに楽しかった修学旅行がトラウマになりそうです。
・・・いや、ひどいです。
あんなに楽しかった修学旅行がトラウマになりそうだなんて・・・
相談者さんは父親が食い尽くし系と知っていて、前から注意していたのに直らないのは、やはり重症ですね。
高校生ということで、小さい頃からお姉さんとずっと被害に遭ってきたのでしょう。
本当に不憫でなりません。
なぜ食い尽くす?父親の行動の原因
ではなぜ娘のお土産とわかっていながら食い尽くしてしまうのでしょうか。
食い尽くし系は何も考えずに食べる
食い尽くし系は他人と自分のものの境界という認識が甘いです。
なので目の前にあるものは自分が食べていいと思い込んでいます。
修学旅行のお土産のような目新しいものがあれば真っ先に飛びつき、衝動的に食べてしまうでしょうね。
その瞬間は「娘に悪いな」「これは食べたらだめだな」なんて考えることができないのです。
食い尽くし系は反省しない
食い尽くし系は基本的に反省しません。
この父親もそうですね。電話をしても話にならず、謝ったといってのけ、ガチャ切りですもんね。それが謝る必要があることをしでかした人の態度でしょうか。
結局のところ、娘のことを見下し、自分の食い尽くし行動を反省していないのです。
自分が悪いと非難されることを極端に嫌うため、避難すればするほど相手は激情して話にならなくなります。この父親もその典型例です。
母親が頼りない
この女子高生の家庭でよくないことは父親が食い尽くし系であることだけではなく、母親がそれを黙認していることです。
もしかすると娘たちが生まれる前から父親の食い尽くしは発動しており、母親も何度も話をしてきたが全く聞き入れてもらえず、今は諦めの境地に入ってしまっている可能性もあります。
なので、母親を強く責めることはできませんが、せめて娘の味方ではいてほしいです。
娘がこれだけ悲しんでいるのだから、父親に対して一言物申す姿勢はあってもいいように思います。
しかし母親は反論しないようなので、父親は長年食い尽くしを野放しにされてきたのでしょう。
もはや父親のやりたい放題の環境なのかもしれません。
食い尽くし系は治らない!被害に遭わないためには自衛が不可欠
お土産が食い尽くされないようにするにはどうすればいいか、考察していきます。
お土産の包装タイプや保管方法を工夫する
食い尽くし系が身内にいる場合、家に置いといて自分が監視しておけない状態になることがまずリスキーです。
旅行が終わって帰宅するより先にすぐ食べる・人に渡す、が一番ですが難しい場合は、お土産を小さく小分けにすることで保管の工夫がしやすくなります。
くわえて万が一被害に遭っても、大箱のものを全て奪われるショックよりはマシというものでしょう。
保管方法は隠しておく、が王道です。冷蔵のものは見つかりやすいので避けた方がいいですね。
今回のケースの場合自分の部屋が一番やりやすいですし、プライバシーを盾に侵入を防げます。
難しい場合も自分専用のスペースを日頃から確保しておく方がよさそうです。
周囲に協力してもらう
お姉さんはもちろん、お母さんにもちゃんとお土産について相談しておくことで、被害を抑えられたかもしれません。
例えばお土産の置き場所を分散させたり、あらかじめ父親にけん制をかけたりすることで食い尽くしをされずに済む可能性があります。
信頼できる友達に預けるのであれば、さすがに娘の友達の家まで食い尽くしに行くのは色々と無理があるので、確実に保管しておけそうですね。
身内に限らず、食い尽くし系をちゃんと悪だと認識している人や自分も食い尽くし系の被害に遭ったという人が、周りに絶対います。
なぜなら食い尽くし系は誰彼構わず、そこに食べ物があったら手をつけるところがあるからです。
食い尽くし系にお取り寄せをさせて償わせる
これほどにまで気を付けても食い尽くし系って鼻が利くところがあるので、見つかったら最後となる恐れがあります。
その場合は再発防止策として、食い尽くし系に弁償させることを考えましょう。
親子という立場だと特に「養ってやっている」という傲慢な姿勢が食い尽くし行為の言い分になっている場合があります。
加えて当人が見てないところで食い尽くし、後で責めても「もう謝ったから」と逃げる卑怯な面も見られます。
どのみち反省しないのですから、せめて金銭的に弁償させることで少しでも鬱憤を晴らし、今後の抑止力になることを願いましょう。
ともあれ旅の楽しみというものもありますので、付き合いで渡すようなものはお取り寄せがありそうなものにしておくのが無難です。
そして本当にとっておきの食べたいもの、あげたいものは食い尽くし系に見つからないようにすることを徹底するしかありません。
実家から早く出る
そしてこの女子高生とお姉さまには、できるだけ早く実家から巣立つことを強くお勧めします。
食い尽くし系は治りませんから、一緒にいてもストレスになるだけです。
なぜ被害者側が食い尽くし系の思考回路を見越して隠したり対策したりしないといけないのでしょう。
好きな時に好きなものが食べられる環境って当たり前です。
その当たり前の生活が実現できるよう、父親が食い尽くし系で困っている家庭の子どもたちは早く実家を出て独り立ちすることをおすすめするしかないのです。
食い尽くしは治らない・・・
食い尽くしが原因で愛する我が子も疎遠になっていくのですね。
コメント