皆さんは「食い尽くし系」という言葉を耳にしたことがありますか?
もし初めて聞いた方がいらっしゃるなら、それはかなり幸運なことです。
なぜなら、この食い尽くし系が周囲に与える負担は相当なもので、実際にその被害に遭った人々は大きなストレスを抱え、日々の生活にも影響を受けてしまうことがあるのです。
そんな「え、なにそれ?」と驚きそうな話題ですが、この記事では友人や家族の中に潜む“食い尽くし系の人”がどのような問題を引き起こすのか、さらにその心理や行動の背景についても深掘りしつつ、投稿された実際のエピソードを参考に解説していきたいと思います。
みんなの迷惑を一心に集める「食い尽くし系」とは?
そもそも「食い尽くし系」とは、一体どういう人たちを指しているのでしょうか?
簡単に説明すると、これは食事の場で他人を全く気にせず、自分の欲求だけを優先して食べる人を表す言葉です。
例えば、以下のような行動パターンが挙げられます。
- 大皿料理が出ていても、他人への配慮皆無で好きなだけ食べ散らかす
- 複数のおかずが用意されていても、自分の好きなものだけを食べ、他のものは周囲に押し付ける
- 早食いをし、他の人が食べる間もなく一気に平らげる
「本当にそんな非常識な人がいるの?」と思うかもしれません。
でも、いるんです。
本当に。
信じられないですが、日々の食卓を戦場のように変えてしまう人たちが…。
彼らはまるで自分が主役であり、周囲の人は添え物くらいにしか考えていないのでしょう。
やばすぎる食い尽くし系の自己認知
では、食い尽くし系がどれほど問題で、周囲にどんな印象を与えるのか。
ここで、ヤフー知恵袋に投稿されたあるエピソードを取り上げてみます。
正直、読んでびっくりする内容なので覚悟して読んでください。
食い尽くし系と妻に言われるのが苦痛です。
毎日毎日、妻にご飯の度に食いつくし系とバカにされます。モラハラでしょうか?
妻は毎日、僕の分のご飯やおかずは妻の3〜5倍くらい盛り付けてくれるのですが、
僕は肉系のおかずが大好きで、野菜とかがあまり好きじゃないので、
肉系のおかずだけは、妻や娘にとりわけたぶんも僕がほとんど全部食べてしまうのですが、
それが気に入らない妻は毎日毎日僕のことを「食いつくし旦那」「食い尽くし系」と揶揄するんです。
そもそも大皿で出せば良いのにわざわざとりわけてあることが寂しいし、僕に取られまいと必死な気がして、反抗心もあるかもしれません。
それに肉は男が食べるものだし、女である妻や娘(しかもまだ2歳です)は肉をそんなに食べなくても良いのだと思って、
太り過ぎないように寧ろ手伝ってあげていると思ってました。悪気は全くないです。
美味しいから食べてるだけなのに、喜ぶどころか怒られるのは悲しいです。
そしたら感謝されるどころか、ため息はつかれるし、
今日なんかは娘のハンバーグを丸ごと食べちゃったので、代わりに僕のポテトサラダをよそってあげたら、娘が癇癪起こして大泣きしてしまい、妻が怒り狂い「いい加減にして!!もう食事も食費も別にして!!」と脅してきました。
食費は毎月お互いに5万ずつ入れていますがそれでは足りないと言われて、自分の食費は自分で出して、ご飯も自分で作りなさいと。
冗談だとしてもこれは確実にモラハラですよね?
僕は料理はできません。コンビニで出来合いのものを食べるしかないし、
そうなると割高なので自分の給料だとご飯食べるだけで精一杯だから、
食費以外の生活費の折半は難しくなります。
それを伝えると妻は逆ギレしてきて、「それがわかってるのなら食いつくしをやめて!!生活費完全折半なのに毎日料理を作っても作ってもメインばかり、しかも娘の分まで食い尽くすなんて父親としても終わってる!!」とヒステリックに叫ばれました。
夫婦って助け合うものですよね?
僕を愛する気持ちが微塵も感じられなくなりました。
僕がそんなに父親として終わってるなら離婚しようか?と脅し返したら黙るでしょうか?
子供ができると女は変わると言いますが
、本当にその通りです。
Yahoo!知恵袋より引用
この投稿、読んでどう思いましたか?
私としては、怒りとか呆れを通り越して、開いた口が塞がらなくなる思いです。
家族がいるにも関わらず、「肉は男の食べ物」「自分が喜べばそれでいい」という強烈な自己中心的思考。本当にいるんですね、こういう考えの人が。
独り占めしたお肉の代わりにポテトサラダをお子さんに分け与えようなんて…。
いや、お子さんの分のお肉はお子さんのものでしょう。
しかも、妻からの批判を受けても、反省するどころか逆ギレし、「食費がどうの」「離婚をちらつかせて相手を黙らせよう」とまで考える始末。
ここまで自己中心的だと、まさに自分こそが絶対正義という心理から抜け出せていないのではないかとさえ思います。
お子さんが可哀想でなりません。
奥様にも同情しますが、どうかお子さんの分だけは何としても確保して欲しいです・・・。
この投稿は特に極端な例かもしれませんが、食い尽くし系の問題本質がよく表れています。
周囲を気遣わず、自分の欲求を第一にする、そしてそれを叱られると反論や言い訳で自己正当化しようとする。
この「自分最優先」の姿勢が、あらゆるトラブルを引き寄せているのです。
食い尽くし系が持つ心理的背景とは?
ここで、「なぜそこまで他人を無視して食べるのか?」という疑問を深掘りしてみましょう。
食い尽くし系の人々の背後には、彼らの独特な心理的特徴が潜んでいると言えます。
自己中心的な性格
食い尽くし系の人は、行動基盤が「自分優先」です。
つまり、自分が満足することが他人を犠牲にしても最優先されるべきと考えています。
自分の一挙手一投足が他人にどう影響するかなど、微塵も想像しません。
共感力の欠如
他人の立場や感情に寄り添う能力が大きく欠けています。
そのため、他人が「これ食べたかったのに…」と感じても、その思いに気づくことなく平気で食べてしまうのです。
「相手のものを奪ったら悪いだろう」という発想が生まれにくいのでしょう。
我慢や自己制御の未熟さ
精神的に未熟で「我慢する」という行為が苦手。
思いついたら即実行、欲しいものはすぐに手に入れる。
そういった特性が食事場面にもモロに現れます。
損得感情に支配される
大人のように見えても「とにかく自分が得をしたい」という子どもじみた心理が強いのも特徴です。
「多く食べればそれだけ自分が得をする」「食べ切らなければ負け」と感じるような損得思考が行動に影響を及ぼします。
まさに、彼らは他人と接するうえで欠いてはならない共感や思いやりを理解できず、自己都合で物事を進める傾向があるのです。このような行動が繰り返されると、家族や友人はもちろん、職場の同僚など周囲の人々に深刻なストレスを与えることになるのは想像に難くありません。
やばすぎる食い尽くし系対策:どう向き合うべき?
では、不幸にも食い尽くし系の人と関わらざるを得ない場合、どう対処するのが一番よいのでしょう
距離を取る
これは最も有効な方法です。
残念ながら、彼らの行動や思考を言葉で矯正しようとするのはほぼ不可能。
「どこが悪かったのか」を理解できるだけの共感力がないため、何を言っても空回りするだけです。
それなら、出きる限り距離を取り、関わり方を最小限にしましょう。
あなたの大切な心やエネルギーを無駄に消耗させないためにも、この選択がベストです。
食事を完全に分ける
一緒に食事をする必要がある場合は、料理を明確に区切りましょう。
「これはあなた」「これは私」と最初から線引きを明確化することで、余計なストレスを避けることができます。
場合によっては割り切って、自分自身で確保した分を別に管理するのも良いでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
もし周囲に食い尽くし系の人がいるなと感じたら、この記事が少しでもヒントになると嬉しいです。
彼らの行動は非日常的すぎて驚かされることばかりですが、何よりもあなた自身の心や生活を大切にしてくださいね!
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