ハンター×ハンターのミルキは食い尽くし系?育った家庭環境から推察してみる

「食い尽くし系」とは、食べ物に対し異常なまでの執着見せ、他人のものであったとしても気せずに食べ尽くしてしまうような人のことを指します。

そして、そのような方は現実にも、アニメや漫画の世界にもいます。

本記事ではハンター×ハンターに登場するミルキが食い尽くし系であるかどうかについて、実際のエピソードを基に考察していきます。


目次

ミルキのプロフィール

ミルキはハンター×ハンターに登場するキャラクターで、主人公の親友キルアの兄です。

アニメHUNTER×HUNTER公式サイトより引用

氏名 ミルキ=ゾルディック

  • 職業 殺し屋
  • 年齢 19歳
  • 誕生日 不明
  • 身長 182㎝
  • 体重 141㎏

ミルキの年齢は17歳であるとの説もありますが、公式が出しているハンタースガイドには19歳と記載されているので、今回は19歳とさせていただきます。


ミルキの食べっぷりエピソード

ミルキが食い尽くし系であるかを判断するためのエピソードを紹介します。

アニメ38話 オヤジ×ノ×ヘンジ 2012年7月8日放送

主人公 ゴンの故郷であるくじら島にある、ゴンの実家で過ごしていたゴンとキルア。

そこでゴンは自身の旅の目的である父親の居場所の手がかりを、自身の母親代わりであるミトから渡される。

そこには手がかりが三つ入っており、そのうちの一つにゲームのメモリーカードが入っていた。

そのゲームについて知るため、キルアはゲームに詳しい兄 ミルキに電話をかける。

そこでミルキは「スナック菓子を食べながら」キルアと取引を行い、ゲームのメモリーカードをもらう代わりに、ゲームの情報を渡したのだった。

このシーンにはミルキの食べているスナック菓子以外にも、恐らくミルキが食べたと思われる、大量のお菓子のゴミが乱雑に捨てられており、食欲旺盛なのが見て取れます。


ミルキは食い尽くし系なのか

ミルキの食べっぷりシーンとその他登場シーンの言動から、ミルキが食い尽くし系なのかどうか考えます。

ミルキは食い尽くし系ではない

ミルキ部屋には大量のお菓子のごみが捨てられており、食欲旺盛なのは見て取れますが、食い尽くし系であるかを判断するための基準の一つである「人のものを勝手に食べてしまう」というものに、ミルキは該当しないと考えられます。

なぜなら、ゾルディック家には「取引」という制度があるからです。

取引とは言葉の通り、相手の求めるものを渡す代わりに、相手の求めるものを渡す。と言うもの。

ゾルディック家ではこの「取引」という制度を重視しており、実際にミルキとキルアの取引の際ミルキから「メモリーカードを渡す」という言葉の真偽を問われた時に、キルアが真面目なトーンで「取引で嘘つくほど俗ボケしていない」と返しています。

ゾルディック家は暗殺家業を生業としている家系です。そんな家系の制度が生半可なものであるはずがありません。

このことから、ゾルディック家にとって取引は重要なルールであることがわかります。

そして、こんなルールがある家系で取引を介さず、勝手に誰かのものを食べるとは考えにくいです。


まとめ:ミルキは食い尽くし系ではない

ミルキは体型は見るからに肥満で、確かにたくさんのお菓子を食べるシーンからも大食いであることがわかります。

一方、家庭環境では公平・平等な理念を重視して育てられており、他人の食べ物を食い尽くすような自己中心的な言動は一切見られません。

ミルキは食い尽くし系ではなくただの大食いだと言えるでしょう。


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