「ひとくちちょうだい」は食い尽くし系?嫌われる行動の理由と対策を徹底解説

家族や友人と外食に行った時、個別に注文する形式の食事でも「ひとくちちょうだい」と言って味見させてもらうシーンはよくありますよね。

しかし、この「ひとくちちょうだい」はひとたび間違えると食い尽くし系の行動に変容してしまうのです。


仲が良い間柄だからこそ起こる「ひとくちちょうだい」現象。

あなたの「ひとくち」が相手を不快にしていないか気をつけてください。


では食い尽くし系と思われてしまう「ひとくちちょうだい」現象について見ていきましょう。


目次

食い尽くし系とは

まず「食い尽くし系」についておさらいします。

「食い尽くし系」定義と特徴

「食い尽くし系」とは、食事の際に他人の分まで食べてしまう行動を指します。

この行動は自己中心的と見なされがちで、家庭や社会の場で摩擦を引き起こすことが多いです。

他人の食べ物を奪うような食べ方をすれば嫌がられるのは当たり前ですよね。

食い尽くし系は相手の気持ちは知ってか知らずか、とにかく他人の食べ物に対する異常な執着が特徴です。


食い尽くし系の常套句「ひとくちちょうだい」

食い尽くし系の人々は、他人の食べ物に対して「ひとくちちょうだい」と言うことが多いです。

これは単なる好奇心や一時的な満足感を求めるだけでなく、他人の食べ物を食べることで自分の欲望を満たそうとする行動です。

たとえば、4つの唐揚げが盛られた唐揚げ定食の唐揚げを1個食べてしまったり。

さらには、2つしかない雪見だいふくを「ひとつちょうだい」と言って1つ食べてしまったり。


食べられた方は「え?私の分は!?」って思いますよね。

食い尽くし系の「ひとくち」は決してひとくちではないんです。

相手の食べる気を失わせるほどの量を「ひとくち」と称してかっさらっていくのです。



「ひとくちちょうだい」の心理的背景

では食い尽くし系の「ひとくちちょうだい」現象についてもう少し深掘りしていきましょう。

相手だけが食べているのが許せない

「ひとくちちょうだい」と言う行動の背後には、食べ物に対する強い執着や欲求不満が存在します。

美味しそうなものを相手だけが楽しんでいるのが許せないのです。

さらに、他人の食べ物を食べることで自分の欲望を満たそうとし、その行動を正当化しようとします。

食欲が理性でコントロールできない

食い尽くし系の行動は、自己制御の欠如や満足感の欠如と密接に関連しています。

目の前に食べ物があると食べたくて仕方がなくなってしまいます。

普通なら他人が食べているものが美味しそうだったら後から自分で買いに行けばですよね。

どんなに美味しそうでうらやましくても、食べ物が他人の所有物である以上その場でそれを食べる必要はありません。

でも、彼らは目の前の食べ物に対する衝動を抑えることができず、その結果、他人の食べ物に手を出してしまうのです。


「ひとくちちょうだい」被害者エピソード

では実際にあった「ひとくちちょうだい」の被害者エピソードをご紹介します。

友人にポテトを食い尽くされた

ある女性は、食い尽くし系の友人とマクドナルドで外食しました。

女性はハンバーガーとポテト、ジュースのセットを、友人はあまりお腹が空いていないからという理由でハンバーガーの単品を注文しました。

しかし、席につくなり友人が彼女のポテトを次々と「ひとくちちょうだい」と言いながら食べ尽くしてしまいました。

結局女性は自分が買ったはずのポテトを数本しか食べられなかったようです。

このような行動は、食事の楽しみを損なうだけでなく、友人関係にも影響を与えます。

同級生にからあげクンを食べられた

とある大学生は同級生の友人と昼食を買いにコンビニへ行きました。

おにぎりとからあげクンを買っていざ食べようとすると、「ひとくちちょうだい」と言ってからあげクンを1個パクッと食べられてしまいました。

「いいよ」とは言っていないのに、呆然とした彼女は「え?なんで勝手に?」と漏らしました。

すると友人は「え?ちょうだいって言ったじゃん!いいじゃん、1個くらい!」とあっけらかんとしています。

「5個入りで200円だよ?1個40円分だよ?お金払ってよ」というと、「なに、1個くらいでそんな怒ってんの?金欠なの?」

「ありえないよ。じゃあその冷やし中華のゆでたまごちょうだい」というと、「だめだよ!たまごは好きだからダメ!」

「もういいよ!お金も何もいらない!」と怒って、その日は無言で昼食を終えたそうです。

私だってからあげクンが好きだったのに。

その友人とは昼食を一緒に取らなくなったそうです。


「ひとくちちょうだい」の対策と予防策

では食い尽くし系の「ひとくちちょうだい」攻撃から身を守る方法を考えます。

先手のコミュニケーション

食い尽くし系の行動を防ぐためには、コミュニケーションとルール設定が重要です。

家族や友人との間で食事のルールを明確にし、「ひとくちちょうだい」の頻度を減らすための対策を講じることが必要です。

具体的には食べ始める前に「これは私の分だからあげないからね」と牽制をいれておきましょう。

もしくは、先にあげてもいい程度の少量を渡して「はい、これひとくち。あげるね」と言って、相手の「ひとくちちょうだい」が来る前に先手を打ちましょう。


食い尽くし系の食い意地は凄まじいです。

決して食い尽くし系に屈しず、あなたの食事を守ってください。


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