【ガルちゃんまとめ】食い尽くし系の育て方「親はイチゴなし、息子のケーキにはイチゴぎっしり」

親の愛情って奥深いものですが、「子どもが好きなものを好きなだけ与えるのが愛情！」みたいな勘違いが行き過ぎると、とんでもないモンスターを育ててしまいます。

『ケーキのイチゴとか親はイチゴなし、息子のケーキにはイチゴぎっしり。で、喜ぶ顔を見て親も嬉しくなる。』

……いや、なんかもう、発想が歪みすぎてびっくりします。

親は我慢して、子どもには全部あげる？ その時点でバランス崩壊してますよね。

確かに親が子どもを大事にするのは当然ですが、それって「誰かの分を犠牲にしてまで」することですか？

このまま行くと確実に食い尽くし系まっしぐらです。

すでに旦那さんがその傾向があったことを考えれば、このままだと遺伝ではなく「環境」で子どももそうなります。

「親が譲るのが当たり前」という環境で育った子どもは、当然のように「他人が自分のために我慢して当然」と思い込んでしまうかもしれないですよね。

そして最悪なことに、本人は悪気ゼロ。

だって「これが普通」だと思い込んでいるから。

「今日はお誕生日だから特別ね♪」ならまだしも、日常的にそんなことをしていたら、いつか他人と食事をするときに「当然の権利」として他人のイチゴを要求する子になりかねません。

『食べ物に関しては基本我慢しない人』という旦那さんの姿は、まさにその結果ですよね。

義母さんが「足りないと思わせないように」と与え続けた結果、「他人の取り分を考えない大人」が出来上がった。

ならば、その環境をコピーしたら、息子さんも確実に同じ道を歩みます。

食べ物のルールを学ぶのは、単なるマナーじゃありません。

「他人と共存する力」を育むために不可欠なことです。

「自分の欲しいものをすべて手に入れることはできない」「他人にも権利がある」という当たり前のことを、小さいうちからしっかり教えるべきです。

親の愛情は、「無制限に与えること」じゃなく、「節度を持たせること」です。今のままだと、イチゴだけじゃ済まないですよ。

社会に出たときに「全部ちょうだい」って言って通用すると思いますか？

そうならないように、今すぐ軌道修正したほうがいいです。