【ドン引き】食い尽くし算とは?食い尽くし系独特の食べ物の配分方法

食い尽くし算という計算方法をご存じですか?


他人と食べ物を平等に分け合えないことが食い尽くし系の特徴です。

単純な割り算がなぜできないの?と思うこともしばしばありますが、食い尽くし系は本当に割り算ができないのです。


分けるべき食べ物を不公平に分配し、自分の取り分を不当に増やします。



目次

食い尽くし算:食い尽くし系独特の計算方法

では、一体どのような計算方法で食い尽くしを発動してしまうのか見ていきましょう。


3個のプリンを3人で分ける時

3人家族なので3個のプリンを買って帰りました。

この時の食い尽くし系の行動パターンを想像しましょう。


食い尽くし系は3個くらいなら一人で食べてしまいます。

「すぐに食べないと傷んでしまうから」

「だっておいしかったんだもん」などと言います。


他には1個残して2個食べるというタイプもいます。

「1個残しておいてあげた」

とあたかも自分が譲歩したようなことを言います。残った1個のプリンを2人で半分に分け合って食べろというのかというところまでは想像しません。

「自分の方が体大きいからその分多く食べる必要がある」と言うこともありますが、プリンはおやつなので食べなくてもいいものなので食べる必要は一切ないということを理解できていません。


10個入りのお菓子を4人で分ける時

10個入りのお菓子を4人で分けます。

普通なら1人2個ずつ。2個余るので食べたい人が食べるか、子どもにあげるかなどで配分しますよね。


食い尽くし系は違います。


3人に1個ずつ残し、残りの7個を食べてしまいます。

「全員に分けてあげたじゃん。何が問題なの?」というスタンスです。

全員が平等に食べる権利があるはずなのに、なぜか自分が一番偉くてわけてあげたというニュアンスに変換します。


3種類9個のコロッケを3人で分ける時

3人家族で夕飯のおかずに、牛肉コロッケ、カニクリームコロッケ、野菜コロッケを3個ずつ合計9個買ったとします。

ふつうは1人1個ずつ3種類全てを食べられるように分けますよね。


食い尽くし系は自分が好きなものだけを選び、牛肉コロッケ3個とカニクリームコロッケ3個を食べます。

野菜はあまり好きではないので、野菜コロッケは残します。

「3個残しておいてあげたよ。」と言います。

さも自分が家族に譲ってあげたような言い方です。


子どもがカニクリームコロッケが食べたかったと泣いても気にしません。

野菜コロッケがあるのに何を文句言っているんだというスタンスです。



食い尽くし系は割り算をしない

食い尽くし系は割り算ができません。

いや、できないというより敢えてしないのです。

平等に分けることになってしまう割り算はしません。


等分ができない異常性

なぜこのような思いやりのかけらも思考になってしまうのでしょうか。


「ケーキの切れない非行少年たち」という本があります。

著:宮口幸治
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少年院には、ケーキを3等分するように指示したところ、ちゃんと3等分できない少年が少なからずいるようです。

中には境界知能といって、知的障害ではないが知能指数が一般より低い可能性がある人が紛れていると見られています。


食い尽くし系は必ずしも境界知能であるというわけではありませんが、平等に配分できないというところは共通していますよね。



食い尽くし算を回避するためには?

食い尽くし系の不平等な配分方法を避けるためにできることをあらかじめ考えて行動しておくことが必要です。

平等に分けたいものは明確に分けて、名前を書いたり見つからない場所に隠したりして対策しましょう。

食い尽くし系から食べ物を守るためには、先手先手の対応が欠かせません。


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