離婚って、どんな理由でもものすごく大きな決断ですよね。
「この理由で離婚なんておかしいかな?」とか、「結婚式に来てくれた人たちに申し訳ない」なんて思っちゃう方、多いと思います。
でも、もしもその原因が夫の「食い尽くし」だとしたら?
離婚なんて大袈裟って思いますか?
いいえ、これだけでも十分に離婚理由になるんです。
「ただの食べ物のことじゃない」と思うかもしれませんが、食い尽くしの裏にはもっと根深い問題が隠れています。
食い尽くし系妻たちの悲痛な叫び
『夫が油断すれば私の分まで何でも全部食べ尽くしてしまう』『次の日のお弁当用に準備したおかずがあると説明しても、結局目の前の食べ物を全部平らげようとする』…。
こんな妻たちの体験談、耳を疑いたくなるほどですよね。
でも、驚くべきことにこれは一部の特殊なケースだけではないのです。
さて、ある奥様は残念ながら、この「食い尽くし系夫」との結婚生活に限界を迎えています。
その夫は、大量に準備した唐揚げを食い尽くしてしまう人物。
奥さんのルールやお願いはことごとく無視され、あげく「自分が動物扱いされている」と不満に思っている始末です。
これには本当にびっくりしてしまいます。なぜそんな夫の行動が問題視されるのか、これから深掘りして考えてみましょう。
離婚を言い渡された「食い尽くし系」夫
妻に離婚を言い渡された夫の言い分をご紹介します。
妻に「あなたは食い尽くし系夫」と言われ、自分でも調べてみたのですが、違うと思い皆様の意見を聞かせていただきたく投稿しました。
事件の発端となった出来事が、妻が1週間分の弁当のおかずを作りたいと言って揚げ物を作った際のことです。 妻の言い分もよく聞き私なりに例えたのですが、妻は揚げ物の20〜30%をお弁当のおかずに残しておき、残りをその日の晩御飯にしようと考えていたようです。
それに対して、私は揚がった物から全て食べてしまい、揚げ物の材料がなくなっても「次は?」と聞いてしまったことから、妻の機嫌が悪くなってしまったようでした。
私はキレていませんし、怒ってもいません、ただし先日妻から「食べることは毎日のことですので、これ以上は食費の共有は出来ません。食費を分けるか、離婚を申し立てます」と言われ、とりあえず私は食費を分けることを提案しました。
食費を分けた日から、妻は私がいない間に弁当を作りどこかに隠しているようです。私が食べすぎてしまうからだという理由は頭では理解出来るのですが、心では動物扱いされているようで傷つきます。
昨日のことになるのですが、珍しく妻が唐揚げを大量に作っていました。その際私は仲直りができるきっかけだと思い、「今日の晩御飯?」と聞くと「あなたの分はないから1つでも盗んだら義実家に報告します。数は数えてあります。グラム数も控えてあります。」と言われ、妻の唐揚げを食べることは許されませんでした。
それでも妻は料理上手なので「1つちょうだい」と言っていたら私の母に電話をされてしまい、母が自宅に来て「ご飯たくさん炊いたから帰ってきなさい」と言われました。しかし次の日も仕事だったので断りました。
妻に「夜に一悶着起こされるのはもうこれ以上耐えられないから別居しよう。家賃も分けよう。あなたと私は別の家に住もう」と言われました。
1つ唐揚げをちょうだいと言われてそこまで発展するのがおかしくて。
それでも妻は家の契約期間を終えるまでは家賃は払い続けるから、自分が1人で住む家を確保したいと言って聞きません。私がもう2度と妻の料理を食べないと言っても耳を貸しません。
話し合いが出来ないんです。 話し合いたいと言っても妻の方から「今までのこと、すべて記録に取ってあります。録画にも残してあるので然るべきところに出ます。空腹だと人間は死にます」と言われ、今日それを言われました。
最大のショックを受けました。 私の行動は妻を死に追いやるほどのものでしょうか。 違うと思います。 違うって妻が認めないので、離婚に踏み切るしかないのでしょうか。
この日本で餓死することはあり得なくないですか。 それでも妻の信頼を失った事だけはわかります。妻は食べ物や水以外の飲み物は私に見せてくれないので。 見せたら全部奪われるものだと思っているのでしょうね。そんなことしません。
仲直りしたくて私の奢りで妻を食事に誘っても「ありがとう。でも自分で用意した物があるから」と言われます。 妻はもう話し合えないのですかね。Yahoo!知恵袋より引用
これを読んでどう思われましたか?
食い尽くし系は治らないということがよくわかりますよね。
「私が食べすぎてしまうからだという理由は頭では理解出来るのですが、心では動物扱いされているようで傷つきます。 」
・・・当たり前です。食べ過ぎてしまうという域を超えて、妻の分も作り置きの分も全て食べてしまうんですから。まさに動物みたいですよね。いえ、犬でも「待て」はできますからね。
食い尽くし系がひどすぎて夫婦間で食費を分けることに決めた後、奥様が唐揚げを作っていたら「その際私は仲直りができるきっかけだと思い、」
・・・はぁ!?
なんで唐揚げを作っていたら自分も食べれると思うんでしょう!?食費は分けたはずなので自分の分ではありません。妻はただ自分や作り置き用として多めに作っていただけです。それを「仲直りできるきっかけ」と勝手に思い込む思考回路。
どこまでも食べ物に執着して自己中心的な考え方ですよね。
妻からは唐揚げは個数もグラムも管理しているから1つも食べるなと念押しされた後に、「妻は料理上手なので「1つちょうだい」と言っていたら」
・・・・・はぁ!!?
なんで1つも食べるなと言われた後に「1つちょうだい」が出てくるんでしょう!!?意味がわかりませんよね。実家に連絡されてしまうのも当たり前です。だって事前にそう言われてるんですから。
「1つ唐揚げをちょうだいと言われてそこまで発展するのがおかしくて。 」
・・・はぁ!!!?
少しもおかしくないです。奥様は唐揚げを食べられたくない一心でここまで対策をし、事前にしっかりとルールを作って言い聞かせているにも関わらず、ルールを破って食べたがってくるのは食い尽くし系夫の方です。
「そこまで発展するのがおかしくて。」と言いますが、おかしいのは奥様ではなく夫です。
「話し合いが出来ないんです。 」
・・・話し合いができないのは夫の方ですよね。
唐揚げの件に限らずこれまでもずっと食事のたびに積み重ねてきた記録があるようです。
奥様が話をしても、唐揚げを食べるなと念押ししてルールを作っても、それを簡単に破って唐揚げを奪おうとするのは夫の方です。
話し合いができていないのは奥様ではなく夫の方です。
「この日本で餓死することはあり得なくないですか。」
食い尽くし系夫と一緒にいたら餓死という言葉が出てきてもおかしくなりません。
餓死とまではいかなくてもまちがいなく空腹です。奥様はたくさん作った唐揚げを全く食べることができず、空腹で悲しい思いをし続けてきたことでしょう。自分のせいで食べられない人がいる状況を作っているにも関わらず、「餓死はあり得ない」と言い捨てるのは自分の行動を全く反省していないことの表れです。
「仲直りしたくて私の奢りで妻を食事に誘っても」
奢ればいいんじゃないです。本当にわかっていないんですね。お金の問題ではない。食べ物を目の前にした時の相手への思いやりの話です。
「また買えばいいんだ」「プレゼントをあげればいいんだ」と問題の本質を全く理解していません。
この質問者の食い尽くし系夫は、どこまでも自分を正当化し、離婚を言い渡す妻の方をおかしいと言います。
自分のこれまでの行動を反省していません。
この質問を読む限りでも食い尽くし系が治らないことは明白です。
唐揚げの件が最終的な決め手となって今回の件に発展したと思われますが、奥様はこれまでも何度も何度も指摘し、我慢を重ねてきたことが推察されます。
奥様はもう諦めたんでしょう。決断したんでしょう。
問題の本質を理解しようともしない夫ではもう救いようがありません。
このエピソードを見てもわかるように、食い尽くし系は立派な離婚の理由になります。
「食い尽くし系」は離婚理由になる
「食い尽くし系」の本人は離婚なんて大袈裟だと思っています。
被害者の方の中には、食べ物のことくらいで離婚なんてたしかに大袈裟かもしれないと考えてなかなか踏み切れない方が多くいます。
しかし、食い尽くし系夫の食い尽くし癖は立派な離婚の理由になります。
裁判所が公表している司法統計によると、女性側の訴えによる離婚の理由を身いてみましょう。
離婚動機の上位3つはこのようになっています。
- 性格の不一致
- 精神的虐待
- 生活費をくれない
「食い尽くし」という行為はこれらの離婚理由全てに該当する可能性があります。
「食い尽くし系」は性格の不一致
食い尽くし系は本人側は何とも思っていなくても、相手側は不快に感じることが多いです。
性格の不一致が生じています。
食事は毎日のことですから、ここで性格の不一致が起こっていればそれは離婚理由になります。
「食い尽くし系」は精神的虐待
また、精神的虐待に該当するケースもあると思われます。
食い尽くし系の人は時に相手の食べ物を奪ったり、モラハラのような態度をとったり、「卑しい」「うるさい」などと暴言を吐いたりすることがあります。
これらは精神的虐待に当たります。
「食い尽くし系」は経済的DV
食い尽くし系は全て食い尽くしてしまうので食費が足りなくなり、配偶者の食べる物が買えなくなります。
これはある意味経済的DVとも言え、ひどくなれば離婚理由3位の「生活費をくれない」に当てはまることになります。
食い尽くし系はただ食べてしまうことだけが問題ではなく、婚姻を継続しがたい重大な理由になりうるのです。
なので、食い尽くし系夫と離婚したいと考えることは当然の感情です。
あなたの尊厳は尊重されるべきものです。
食い尽くし系夫の特徴:根本的な問題とは?
食い尽くし系夫の特徴について少し掘り下げてみます。彼らは「ただ単に食べるのが好き」なんてものではありません。
むしろその行動の基盤には、自己愛が過剰で「自分が最優先」という性質が色濃く反映されています。
こうした夫は、自分のミスを指摘されても極度に恥を恐れるため、自己防衛の言い訳ばかりに走ってしまい、非を認めようとしません。
その一方で、相手の気持ちや状況に共感する能力が極端に欠如しているので、「食べ尽くしても相手もハッピーだろう」と誤った認識を持ってしまいます。この特徴、かなり厄介ですよね。
たとえ「これ、明日の弁当に使うから残してね」と言われても、「今、お腹が空いているから」と都合よく理解し、結果的に全部食べてしまう。
何が問題なのか問われても、自分の行動を正当化し、最終的には「だから何が悪いの?」と開き直ってしまうケースが多いのです。
食い尽くし系夫は心から反省しない?
さて、この夫の「唐揚げ一件」をもう少し考えましょう。
「妻の料理がうまいから食べたい」「仲直りのきっかけになるかと思った」…文字にすると何となく理屈が通るように見えます。
でも、奥さんがあらかじめ「これは全部あなたの分ではない」と言い含めてもなお「1つだけちょうだい」とねだるのは、尊重するべきルールを破る行為そのもの。
これって、「全く相手を思いやっていない」証拠だと思いませんか?
さらに驚くべきは、妻がきちんと数を数えて管理している状況です!個数だけでなく「グラム数」まで記録しなきゃいけないなんて、これもう家庭内ではないようにさえ感じられますよね。
そんな状況下で「1つくらいいいじゃん」なんて軽率にお願いされた奥様のストレス、考えただけで胸が痛みます。
本来家庭は安心や休息を求める場所なのに、それが戦場のようになってしまっているのです。
「ただの食事の問題じゃないんです」
ここで考えてほしいのが「離婚の理由として大したことないかも」という悩み。
確かに世間では「食べ過ぎくらいで…⁉」と思う人もいるかもしれません。
でも、これってただの食事の話ではありません。
日々の繰り返しの中で、想像以上に精神的ダメージが積み重なってくる問題なのです。
「食費が暴走する」「妻の準備に目もくれない」「話が通じない」…。これ全てが、夫婦間で重要な「信頼関係」の損失につながっています。
食べ物を奪われただけでなく、心まで傷つけられているその状況は、深刻です。
だからこそ、この問題に悩む人が「勇気を出して離婚する」ことは全く恥ずかしいことではありません!
離婚を考える際に大切なこと3選
もしあなたが今、「離婚」に迷いを感じているなら、以下のステップを試してみてください。
1. 味方を作る
信頼できる友人や家族に相談してみるのが一番です。
一人で抱え込んでいると、ただでさえ大変な状況がさらに重荷に感じられてしまいます。
思い切って第三者に話すことで、新たな視点が得られることも。
2. 金銭面の準備も大切
離婚後の生活設計を、具体的にイメージしてみましょう!
特に子どもがいる場合は養育費の確認もしっかり行ってくださいね。
場合によっては、公的機関やファイナンシャルプランナーに頼るのも一つの手段です。
3. あなたが本当に望む幸せを想像する
最終的には「あなたがどうみたいか」が一番大切です。
食い尽くし夫のいない新生活で、取り戻せる自由や幸せを想像してみてください。
その先に明るい未来が思い浮かぶなら、新しい一歩を踏み出す覚悟も持てますよ。
食い尽くし系夫と離婚した人の体験談
実際に食い尽くし系夫と離婚した方へアンケートを取りました。
離婚してよかったと思いますか?後悔していますか?心境の変化を教えてください。
反響が多く、たくさんの体験談が集まりましたのでご紹介します。
子どもの食育の為にも、離婚して良かった。落ち着いて食卓を囲める幸せを感じている。エンゲル係数も随分下がり、貯蓄もできるようになりました。
Eさん(年代非公開)
離婚して良かったです。自分が食べないように隠されていると知ると怒りましたし、次の日に使おうとしていたお弁当のおかずなども食べられていたので、それを私が責めると、キレて、食べて何が悪いんだ!という自己中心的わがまま男でしたので、離婚して後悔は1mmもありません。なんでも食べ尽くす人間は、結局食べること以外も、自分のことしか考えていません。食べ尽くしはその象徴の行動なんでしょうね。
Fさん(40代)
離婚は一時的な苦しみがあったものの、最終的には新たな可能性と自己成長をもたらし、前向きになりました。後悔はなく、解放感と自由が心を満たしています。
Kさん(20代)
離婚してよかったです。
Uさん(年代非公開)
食い尽くし夫との関係は長く苦しいものでした。過度の経済的負担と精神的な苦痛に耐える日々でしたが、離婚によってその苦しみから解放されました。
子どもという言葉が出てきますが、子どもたちには私たちの関係が悪影響を与えることも考えられました。
離婚後は、自己の幸福と子どもたちの幸福を追求できるようになりました。
また新しい始まりの中で、子どもたちの成長を支えることができるようになりました。
後悔はありません。離婚によって、私たち一人ひとりが新たな可能性を感じられるようになりました。
とても嬉しかったです!
Kさん(40代)
なぜなら食べ物にかなりゆとりが出てきたからです!
もう大食漢とは二度と結婚しないでしょう!
ただでさえ面倒な人間が在宅ワーク始めて鬱陶しかったので、離婚してよかったです。後悔はありません、気楽にやってます。
Kさん(年代非公開)
離婚して良かったです。毎月食費も凄かったし、子供たちにも迷惑かけたりしていたので離婚して良かったし後悔もしていません。
Tさん(年代非公開)
良かったです。イライラすることなくとても快適に毎日の生活費も気にすることなく幸せですっきりした冷蔵庫の中を見るたびに幸せをかみしめています。
Rさん(年代非公開)
離婚して本当に良かったです。子供がお腹にいる時だけ、殴られずにすみ、出産後は子どもが泣くとうるさ~いと怒鳴られるし、本当に大嫌いでした。暴力だけでなく暴言も多いし母に本当によく愚痴りました。離婚後は両親と同居し楽しく暮らしています、精神的に安定しました。
Nさん(年代非公開)
離婚して本当によかったです。家に居ながら、自分の食べたいものが全てなくなっていき、元夫がブクブクと太っていくのを見ていてとてもストレスが溜まっていたので、離婚した後に「これも全部自分で食べることができる」と自由さに感動しました。
Aさん(年代非公開)
離婚は良かったです。食費は私の給料から支払っていたので、本当に大変でした。いまは、お金に余裕ができました。
Iさん(年代非公開)
後悔はしてないです。まったく子供も元旦那にご飯のおかずやお菓子など取られたりしていたのであんなパパいらないと言っていたので離婚してよかったです
Mさん(年代非公開)
とてもよかったです。身体も時間も制限がある中で一生懸命作った食事を流し込むように食べられてしまうのは大きなストレスでした。
Hさん(年代非公開)
離婚を経験された方が口を揃えて「離婚してよかった」と語ってくれました。
食費がかからなくなったことへの安堵感や食い尽くされてしまうストレスからの解放感というコメントが多いですね。
もちろん離婚は大きな労力がいることで、その時は迷いや不安があることは避けられません。
でもその先にはもう悩まなくていい明るい未来が待っているかもしれません。
食い尽くし系夫と離婚したい:まとめ
最後にひと言。食い尽くし系夫の行動は、あなたの人生全体を侵食しているかもしれない問題です。
「離婚」という選択は決して軽々しいものではありませんが、それでも決断する理由は十分あるのだということを忘れないでください。
あなたは自分の人生を生きる権利があります!
今一度、あなた自身の幸せを、そして家族としての生活を見直してみてくださいね。
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